西表島ダイビングStaffBlog

カテゴリー別アーカイブ: 西表島の動植物

短く切っちゃいます!

って髪じゃなくて木ですが…。

だって台風が来ちゃうから。

まずバナナ。けっこう伸びてますねー。

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でも・・・

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葉っぱがあると抵抗が大きくて木が倒れてしまうのです。

 

ハイビスカスも可愛いピンクの花をつけていたのですが、

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でもすぐ伸びるからね。大丈夫。

 

そしてもう伸び放題になっていたアセロラ。

植えたわけじゃなくて勝手に偶然ここにあったんですけど立派になりました。

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この木もバッサリと。

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今年はアセロラがたくさん生っていたので、毎日ビタミン補給をしていたのですが、

しばらくは出来ないのかな・・・。

でもますます立派な強い木になってくれるでしょう。

 

ただいま、強風域の真っ只中。

暴風域はちょっと入るかな・・・。

とりあえず明日は自宅で怪獣三人と闘います!!

魔除けになるかな?!

これ、何に見えますか~?

葉っぱの上に乗っかっているやつ。

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うーん、よく分からないかな?

ではちょっとアップしてみましょう!

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なんか顔に見えません?

よく「シーサー」に見えると言われます。

どう?見える?

実はこれ蜘蛛なんですよ。

正式名称は『乳房棘蜘蛛(ちぶさとげぐも)』と言うらしいです。

小さな昆虫もじっくり見ると楽しいですね~。

ウミショウブの開花後…

夏の潮の干満が大きい大潮に開花するウミショウブ。

日本では少なく生息する北限が八重山になります。

この時期のなかでも最も大きく開花しそうな日を今日と

予想してたのがピタリ!!

気合い入れて最干潮前から海に入って

ウミショウブの開花を撮影するはずが色々ありまして…

だいぶ上げ潮になった夕方にやっと時間が作れたので向かう準備。

もう開花するところは見られませんので雄花が集まりそうな

ポイントを友人から聞きだし、ちょうど学校から帰ってきた

琉成と一緒に見てきました。

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お~!流れ着いてる。

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場所によっては雄花が大変なことに。

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あ、発砲スチロールではありませんからね(笑)

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洗剤でもないです!

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ひゃ~!ビッシリ!!

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初めて見るウミショウブの雄花に興味津々の琉成♪

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これが全部花だということが信じられないようです。「いい勉強になったな~」

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学校の授業も大切だけど西表島の自然を体験するのは

もっと大事なことだと考えています。

 

夏鳥エリグロアジサシがバラス島で見られるようになってきました。

夏季に奄美大島以南の南西諸島に繁殖のため飛来するエリグロアジサシが

バラス島で見られるようになってきましたよ♪

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風が強い日は羽を休めにやってきます。

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エリグロアジサシよりは少ないですがベニアジサシの夏羽も飛来中。

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環境省レッドリストの絶滅危惧2類に指定されるベニアジサシとエリグロアジサシ

が簡単に観察できてしまうなんて贅沢ですねぇ。

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もっとたくさんのアジサシ類に休んでほしいのですが上陸する人が多すぎて

止まってくれません。

真夜中と早朝以外はお休みがないバラス島です…。

西表島のトンボ

今日は沖縄県民なら誰でも知ってる慰霊の日。

沖縄の離島の離島でもある西表島にも

正午にはサイレンが鳴り子供達とささやかながら

黙祷を捧げました。

「悲惨な戦争なんてあってはならない。」

こんなことを家族で話し合うためなのかな?

慰霊の日は沖縄県限定の公休日なのです。

過去に悲しい戦争があったことはなんとなく理解している

ものの学校が休みなのはやっぱり嬉しいウチの息子達。

戦争についての難しい話はまだまだ先になりそうです!

 

暇を持て余した子供達を連れ出して今ピークを迎えてる

トンボを撮影しに秘密の場所へ。

(って言っても車で乗り付けられる場所なんですけどね)

 

一昔前なら珍しくてトンボマニアが喜んでいたアカスジベッコウトンボ。

もう普通に繁殖してどんどん数が増えている印象です。

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コフキショウジョウトンボ_R

写真はよくないですがここはご覧のようにトンボの聖地。

詳しくないのでわかりませんが10数種くらいは観察できそうです

たぶん右上に飛んでるのはコフキショウジョウトンボだと思います↑

左上もまたちがうトンボですね。

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種類が同定できませんがオスメスが交尾中。

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かなりすばしっこいオキナワチョウトンボ。

 

僕の安物のズームレンズじゃこれくらいしか撮れません。

夏頑張ったら400㎜買いたいなぁ。

 

 

 

 

 

 

まもなく米の収穫が終わります。

早いもので6月も後半。

そうなると心配になるのが…そう台風です。

亜熱帯気候の西表島は米は2回とれ、

その1期目がまさに終わりに近づこうとしています。

今収穫し、上手く台風シーズンをかわして9~10月に2期目を植える。

先人の知恵ですね。

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野鳥の背丈程まで伸びた稲は格好の隠れ場であり食事の場所でもあります。

この時期田んぼに野鳥を見に行くのはとても楽しい♪

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あまりに敏感でこの後すぐ稲の影に隠れてしまうのですが

おそらくアカガシラサギだと思います。

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こちらも普通種ですがなかなか寄らせてくれないチュウサギ。

 

刈り取られてしまうのは野鳥たちにとっては残念でしょうが

今から島では新米が食べれますよ~!

 

 

 

 

 

 

イワサキクサゼミの交尾

梅雨が明けめっきり見なくなったイワサキクサゼミですが

数が少なくなる中、子孫を残すという生物の基本本能には

本当に敬服します。

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朝、仕事の準備をしていた時の事

ウチのバナナの葉の上でジッとしていたクサゼミにブンブン飛び回ってちょっかいを

かけるもう1匹が現れ、あっという間に合体!

イワサキクサゼミってこういう風に交尾をするのね。

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くっつくまでは一瞬でしたがくっついてからはだいぶ長かったですよ。

島にいれば誰でも目にするイワサキクサゼミですが交尾を見たことある人って

ほんと一握りなんじゃないかと思います。

イワサキクサゼミの生態をとらえた貴重な写真ですね!

オンブバッタならぬオンブイナゴ

久々の虫ネタ。

子供の頃見つけると嬉しくて捕ってたオンブバッタですが

同じように今日見つけたイナゴもオンブ中。

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下の大きいのが♀で上の小さいのが♂だそうです。

オンブバッタは交尾以外の時もオンブしているのですが

イナゴの場合は交尾の時以外はオンブしません。

しばらく観察しましたが交尾するところまでは見れず…。

もしかしたら終わった後だったかもしれませんね。

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いつか交尾する瞬間を見てみたいです!

先週に続き、また干潟へ行っちゃいました。

私は先週お留守番だったので、今日は干潟へ連れて行ってもらいました。

いつもと違う干潟、初めての干潟、10年住んでも初めてのところがいっぱいです。

子供達がガイド?!ちなみに長男&次男のポーズはマングローブのマネだそうです・・・。

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「キレイなヤドカリがいる~」と言ったらコムラサキオカヤドカリの子供でした。

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鮮やかな赤?オレンジ?とってもキレイです。

私達がミナミコメツキガニと戯れているころ・・・

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三男は一人で黙々と水遊び。

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今日の一番の目的はクマドリオウギガニ。石の下にいる可愛いヤツです。

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しかも威嚇している姿がこれまた可愛い。

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「近寄るな!」っていう体勢だと思うんだけど、愛らしいですねー。

ただハサミの威力はかなりのものなので。

 

そしていつの間にか川に入っている二人。

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もちろん三男だって入りたい!

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午前中は海、午後は干潟&川、今週も大自然を満喫する週末だったな♪

遊び足りない三人は・・・

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「帰るよー」と三回声を掛けるまで、フルにワルガキです^^;

干潟で出会った生物達。

昨日の観察会は期待していた以上に勉強になりました。

住んで15年くらいになりますがまだまだ知らない事だらけで

島に興味が尽きませんね。

詳しくはお教えできませんが干潟での生物の探し方も

まさに目からウロコ。「こういう風に探すのか」と驚かされました。

子供達がそれぞれ色々見つけてきたので全部は見れていませんが

写真に撮れたのだけアップします。

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まずはお約束のミナミコメツキガニ。写真は大人ですが今は子供たくさん見れています。

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コムラサキオカヤドカリの子供。最初に「コ」がつくのがポイントでビーチや道路で見る

ムラサキオカヤドカリとは別種になります。両種とも子供の時は赤いんですよ。

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ヒヅメガ二。大きいハサミが特徴です。

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フタバオサガ二。干潟に行けばよく見るカニです。上手に折りたためる目が特徴です。

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オキナワハクセンシオマネキ。 大きいハサミが白色でツルっとしています。

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ヒメシオマネキ。大きいハサミの下半分がオレンジ色をしています。

西表島で見られるシオマネキは全部で8種類今回は5種類見ることができましたよ!

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ホウシュノタマガイの卵塊。 別名「砂茶碗」と呼ばれています。

これも干潟を歩けば見ますが貝の卵だと知ってる人は少ないのではないでしょうか。

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砂で卵を守っています。持ってみても崩れません!

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目の下の隈取模様が特徴のクマドリオウギガニ。

ハサミの先と目だけがオレンジ色でおしゃれです。

 

海の甲殻類はそこそこ知ってても干潟は…。

探し方も海中で小さい甲殻類を探すやり方に通じるモノがありましたので

今日の観察会を海中に活かせそうですね。

子供達も目を輝かせて走り回ってました。

参加してホントよかったです!!