西表島ダイビングStaffBlog

カテゴリー別アーカイブ: 西表島の動植物

ヤエヤマボタルまだ見れます。

5月2日に行かれたウチのお客様が「まだまだいたよー。」と

教えてくれたので急遽、ゲスト様と一緒にヤエヤマボタル鑑賞に出かけて来ました。

確かに。今シーズンの出現が3週間ほど遅れたせいかピーク時の4割くらいは

まだ出てくれてる印象ですね。

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見に来た方も僕らをいれて10名ほど。

これなら気兼ねなく撮影できますね♪

もう1回くらい行ってこよーっと。

 

オオシママドボタルの幼虫

9月中旬くらいから成虫が見られる日本最大のホタル

オオシママドボタルの幼虫がチラホラ見られるようになってきました。

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こちらもヤエヤマボタルと同じで陸棲でカタツムリを食べて大きくなります。

写真の個体はビックサイズで3~4㎝くらいあったでしょうか。

ここまで大きいのはおそらくメスでオスの場合はここまで大きくなりません。

そしてこのホタルのすごい所は幼虫時代から光ることが出来ます。

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未確認ですが蛹になっても腹部が光るようですよ。

なぜ、この幼虫の時から光るのか理由はまだよくわかってないようです。

まったく不思議ですね!

成虫が見れるようになったらまたリポートしますね。

 

ヤモリvsカマキリ

昨夜、ログ付けも終わり

TVを見ながらウトウトしてたら何やら窓際が騒がしい

聞いたことないような何とも言えない騒々しさにちょっとビビリながら

部屋内から恐る恐る窓を見てみても何も気配ナシ。

意を決して外に出てライトを照らしてみると…

ほ~こいつ等の決闘だったわけだ。

写真 3

残念ながら僕が見た時は決着済み。

ヤモリとカマキリはヤモリのほうが強いってことね(笑)

アマサギの夏羽が多くみられるようになってきました。

雨が降ったりやんだり、青空がでたり曇ったり

安定しないお天気です。

宣言はまだですがもう梅雨だと言ってもいいかもしれないですね。

今日は午後から仕事なので午前中祝日でウチにいる子供達を連れて

お散歩兼鳥探し。

色々見れましたが、子供達が一番喜んだのがアマサギの群れ。

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普段はこんなふうに2~3匹が牛の周りをついて回る姿がよく見られます。

今日は木の上でこんな感じ。

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なかなか近づけない神経質な鳥なのでだいぶ離れて撮っていますが

子供達が走って近づいたので一勢に飛んで行ってしまった…あ~あ…

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相変わらず鳥を見ると可愛くて喜んでしまうバカな息子達は

何度言っても静かにできなくていつも僕に怒られています(笑)

 

ちなみにアマサギは冬は全身白色で春になるとこのように頭から背中にかけて

亜麻色に羽が生え変わります。

個人的には夏羽のほうが好きだなー

 

こちらは同じようでもチュウサギです。羽は生え変わりません。

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西表島では比較的多く見られますが純絶滅危惧種に指定されてる少ない鳥です。

 

 

 

 

うりずんの季節を告げるテッポウユリ

イワサキクサゼミと同じ時期に咲き始めるテッポウユリ

イワサキクサゼミが鳴き、テッポウユリが咲くとうりずん(若夏)の到来。

汗ばむ陽気が多くなりますね。

今、島のあちこちで咲いてて絵になります。

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バックに海を入れれるのも沖縄のテッポウユリらしいでしょ?

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天気がピーカンならワイド写真も撮影したかったです。

やっとイワサキクサゼミが鳴きだし始めた。

例年に比べ4月の天気が悪い日が多かったせいか

僕の体感で約1ヶ月ほどイワサキクサゼミの出現が遅れていましたが

ここにきてやっと午前中ジージーとうるさい鳴き声を聞かせてくれるようになりました。

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こいつが現れるともう梅雨入り間近。長い夏の始まりです。

一応図鑑的な写真も載せておきますね。

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体長約1.5㎝ 日本最少のセミでして

普通のセミは木の汁を吸うのですがコイツは草から汁を吸うという特徴があります。

触らなければ逃げませんので撮影は容易です。

ヤエヤマボタルまもなく終わりです。

昨日の午前中の地震の後もニュースにはなっていませんが

地震が何度か来ています。

大丈夫と思っても連発すると不気味ですね。何もなければいいのですが…。

 

西表島のヤエヤマボタルですがももう終わりかけに差し掛かっています。

体感で全盛期の6割ほど。

ホタルのピーク時は春休みが重なってなかなか撮影に行けませんが

いまなら天気さえ合えば行ける。

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西表島と石垣島にしか生息しないヤエヤマボタルですが不思議とピークは1ヶ月ずれ

石垣島は今からGWにかけてピークが来ます。

今日は風が北にまわり昨日より6℃気温が下がって23℃予報。

これでまたグッとホタルの数が減少してしまいますね。

あと1回撮影行きたいなぁ。

 

コムクドリの群れがあちこちに。

昨日の大雨&強風から一転穏やかな曇り空…

なんて思ったら与那国沖で地震⇒津波注意報!

船は心配だし、子供はいませんが保育所寄って、穂岳のいる幼稚園行って、小学校行って

てんてこ舞いで午前中が終わってしまった。

あ、もちろん被害はまったくありませんでしたのでご心配なく!

 

先々週あたりから越冬帰りのコムクドリの群れが島のあちこちで見られています。

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西表島で羽を休めてこの後北海道やサハリンあたりを目指します。

電線に数十羽単位で群れてる姿は迫力満点なんですが

こいつらなかなか敏感で道路の下からでも近づかせてくれません。

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300mmでもこれくらいがやっとです。

 

 

 

 

ムラサキカタバミ

ありがたいことにウチの3兄弟には全国各地に「じいじ&ばあば」

がおり可愛がってもらってます。

「西表島のばあば」といえばいるもて荘の母さんになるのですが

広い芝生の庭でランチ(ブログ参照)した時、足元に咲いてた

ムラサキカタバミが気になりました。

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駆除が困難で南アメリカ原産なことから環境省により要注意外来生物に指定されているのですが

不思議なことに島人から「やっかい扱い」されているという話をきいたことがありません。

それもきっとこの愛くるしい花にあるはずですね。

天気が良い日にしか開花せず雨の日や曇り空では花が開かないというにくい性質から

ついついカメラをもってる日にはレンズを向けてしまいます(笑)

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こいつもわざと刈り取られないで残してもらえたのかもしれません。