西表島ダイビングStaffBlog

カテゴリー別アーカイブ: 海の生き物

再来!トガリモエビ

午後からはキッチリ晴れてくれましたが

昨夜の雨といい降ったりやんだり安定しないお天気です。

梅雨入り宣言はまだですが梅雨でしょうねぇ。

3月20日に会って以来あれだけ探しても見つからなかったトガリモエビ

1ヶ月振りにまったく同じところにいる奇跡(笑)

同じ所らへんにいて僕らの目がわるいのか、ちがう個体なのか…。

いや~びっくりしました!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA GW中に誰かに蹴飛ばされていなくならないことを祈る。

 

とびっきりキレイなウミウシ探してるんですが目に入るのは地味なヤツばかり…。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 今日は何匹いたかわからない大量発生中

ゴクラクミドリガイの仲間

OLYMPUS DIGITAL CAMERA こちらも地味ですねぇ

フサウミナメクジのペア

OLYMPUS DIGITAL CAMERA よく見るとけっこう付いています。

〇〇モウミウシの仲間(近そうなのは図鑑に掲載されてるんですが同定できません)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 3種ついていますわかりますか~?

〇〇モウミウシの上にめっちゃ擬態している同じくらいのがいますよ。

ひょっこり現れたヒナギンポの幼魚

OLYMPUS DIGITAL CAMERA ゲストと撮りまくりました!

こちらはヒメイカですね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA こちらもたくさん撮影しちゃいました。

最後にゲストが撮るというので

ジョー君に寄り道。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今日もゴキゲンでオリコウサンでした♪

明日もがんばりま~す!

 

モンツキイシモチの幼魚っていうか稚魚だね。

青空だったり曇空だったりと安定しませんが

暖かく波もないダイビング日和な西表島です。

こんな日ですがノーゲスト…。まっGW前の充電ってことにしときましょう!!(笑)

 

写真はイマイチですがこの体スケスケのお魚見てください。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

好きな人はかなり萌え~なお魚ですねぇ。

モンツキイシモチの幼魚です。こいつは体長1㎝くらいでした。

テンジクダイの仲間なので似てて当たり前ですが

マンジュウイシモチの幼魚を黒くしたイメージです。

西表島のポイントでいうと「磯六」か「鳩間ヨスジの根」でしか会ったことがありませんので

内湾のザラっとした砂地がお好みなのかな?

この写真で分かるようにコイツを見るには普通にダイビングしててもほとんど見つかりません。

絶対いるって気持ちでアチコチに落ちてるマングローブの葉や木片、海草などをひたすらめくります。

(ちなみに写真左上の黒い部分はマングローブの葉ですよ~)

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ハナヒゲウツボの幼魚とされてるお魚もそうですが顔が黒い魚はコンデジでは

目をうまく写すのが難しいです。

写真ではのっぺらぼうでせっかくの可愛さが半減してます…。

ぜひ皆さんに実物を見てもらいたいですね!

 

 

ニョロニョロとニョロニョロ

引き続き東風が強かった西表島です。

気温26℃ 水温24℃くらい。

海は3本潜るなら5㎜のワンピース+フードベストがいいですね。

 

ついにガイド仲間のヒーリップルのトシくんにピグミーシードラゴンを見せて

もらいました♪

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

使えそうな写真は残念ながらこの1枚のみ。

自分が思ってたイメージよりだいぶ小さく細かったです。ピントが合わない合わない…。

僕の感覚では1度見たら見つけられるレベルを越えちゃってましたね。

いなくなる前に何度か見て目を慣らしたいけど次行って見つかるか心配…(笑)

 

同じニョロニョロでもこちらははるかに見つけやすい。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

タツノハトコだと思います。大きさは約3㎝。

可愛さは負けず劣らずですがシードラゴンのほうが白い分写真映えしますね。

今度見つけることができたらじっくり撮影してみたいと思います。

久々に興奮の生物に出会えました♪ 感謝!!!

普段紹介しない地味~なウミウシたち。

濡れると少々寒いですが陸は快適そのもの♪

ポカポカ青空の西表島です。

この天気でGW迎えたいですねぇ。

 

さて、ものすごい小さかったり、地味だったり、希少さがわからなかったりと色々な理由で

ヤナギは見てるけどゲスト様には紹介しないって生物は実はけっこういたりします。

ウミウシは特に多いです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA ウロコウミウシの仲間

まず、お恥ずかしながら僕自身名前がわからない…

こちらはもっとマニアック↓

OLYMPUS DIGITAL CAMERA ウロコウミウシの仲間 

下向きに頭があるのわかります? では、角度を変えてもう1枚。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 

今度は右側の奥に向かって頭があります。

こんなのはどうでしょう?実はけっこう数はいる種↓

OLYMPUS DIGITAL CAMERA ヒラタイミドリガイ

ヒナイでは見かけますが珍しいと思います↓

OLYMPUS DIGITAL CAMERA ゴクラクミドリガイの仲間

こいつは今の時期割と見かけますがよっぽど困らないと紹介しません(笑)↓

OLYMPUS DIGITAL CAMERA キヌハダウミウシ属の1種の3

今日見つけたウミウシで唯一のキレイ系↓

OLYMPUS DIGITAL CAMERA フジナミウミウシ

こんなのだったらよろこんで紹介できるのにな~

 

地味~なのでも良ければとことんお付き合いします!

ぜひ、リクエストください!!

 

 

 

ウォーリーをさがせ!

晴れてはいますが強い東の風が吹きつける西表島です。

今週末島の結婚式があるので(料理はすべてみんなで自前)

みんなウキウキして釣りに出かけていったけど

ヤナギは所用で石垣島です。波高いけど行きたかったな~!

今年は複数役員を請け負ってるので石垣島に出ることのみならず

パソコンとにらめっこする時間が多そうです…。

 

さて問題!まずはノーヒント。

ここに生物が隠れています。わかった人はマクロのセンスあり。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

名前まで分かる人はプロのガイドくらいかな~

ヒント:こんなヤツが隠れています↓

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

まず、これが何なのかわかりますかね?

実はコイツはカルイシガニというカニです。

それでは、問題の図に戻りますね~

OLYMPUS DIGITAL CAMERA  わかりましたか?

角度が同じくらいの分かりやすい写真↓

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

それにしてもすごい擬態ですねぇ。

きっとまだ見つかってない生物っていっぱいいるんだろうな~

ダイビングやめられないです!

 

 

 

 

みなさんご心配ありがとうございます。

風が北に回り昨日まで運行していた上原便も欠航。

気温も6℃下がり肌寒い西表島です。

ゲストの皆様にはご心配の電話&メールをたくさん頂き、

マイコ共々改めて「愛されてるなぁ。」と感じております!

ニュースにはなっていませんが昨晩も地震が何度かあり平気とは思いますが

一応子供達と部落内の避難場所と注意事項を確認しました。

「備えあれば憂いなし」ですね。

 

先日、ゲスト様とギンポに焦点をあてて潜ったときのこと、

レギュラーメンバーなどを撮影して遊んでいたのですが

OLYMPUS DIGITAL CAMERA (イシガキカエルウオ月面着陸)

割と少なくなかなか寄らせてくれないヒレグロギンポが

ちょうどいい穴に入ってくれたもんだから2人で激写!

その穴は深くないらしく引っ込むに引っ込めず怒って警戒色をだしてきた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

普段はもうちょっと全体的に白っぽく茶色く見えてる顔の色ももう少し薄いです。

いつもこんなに寄らせてくれるならアイドル魚モンツキカエルウオにも負けない

可愛さがあると思うのですが皆さんいかがですか~?

 

 

改めて

 

ヒレオビウツボ

朝からお隣り与那国島に記録的短時間大雨情報がだされ、

我が竹富町にも竜巻注意情報が連発!

ウチのそばでも雷が落ちたりと、とても外に出れる雰囲気はなく…

南風の為かろうじて上原便は運航しておりますが (船長さんもとてもコワイはず)

「仕事がなくてヨカッタ」と、ちょっとホッとしております。

 

さて、魚ネタ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

目の後方に2本の白線が入ってることからヒレオビウツボだと思います。

ネットで調べてみると、「インド・太平洋の熱帯・亜熱帯海域では普通種。日本では稀種」

と記載があり日本の亜熱帯八重山諸島はどっちなんじゃい!ってツッコミはさておき

ここ西表島では確実に少ない種であることは間違いありません。

外見が地味なうえ大抵上記の写真のように頭だけすまなそうに出してるだけの場合が多く

ゲストに紹介することなく僕だけが見つけてほくそ笑む…。そんなウツボです。

大きさは普通のウツボと同じ50㎝くらいになるそうですが西表島で見かけるのは

どうみても20㎝~30㎝の子供サイズ。

もしかしたらもっと南の太平洋で生まれた子供達が黒潮に乗って流されてきたのかもしれませんね。

 

 

僕らも撮ってよー!

気温26℃ 波1.5m 4月らしい天気に戻ってきた西表島です。

あるポイントでアカシマシラヒゲエビやらミカヅキコモンエビが

たくさん入っている穴があるのですが

ゲストにライトを照らしてお見せしていると…

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

「僕らも撮ってよ~!」と言わんばかりにソリハシコモンエビが

僕の汚い(!?)手をクリーニング。

最初はアカシマシラヒゲエビを撮ってたゲストも面白がってこっちを撮ってたなぁ。

くすぐったいようなチクチク痛いような不思議な感覚。

いつもならすぐ手を引っ込めてしまう僕ですがゲストが撮影してる手前

ガマンガマン。

いい写真撮れましたでしょうか??

クモガイの産卵

気持ちの良い青空が広がり

久しぶりの太陽が顔を見せた西表島です。

しかし上原便はまだ欠航。きっと沖はウネリがひどいのでしょうね。

 

さて、今回は珍しい生態シーンに出会えたのでお伝えします。

私も初めてだったのですがナント! クモガイの産卵してる現場に遭遇。

そのシーンがコレ↓

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

下のオレンジ色のが卵塊です。一応サボテン草の根もとに絡みつくように産んでおりました。

それにしてもすごい量生みますねぇ。

ちょっとアップ↓

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

しっかりこちらを見ていますよ。目が向いてるのわかりますか~?

この日はコイツのほかにもう1個体も同じように産卵しておりました。

水温上昇とともに産卵のスイッチが入るタイプの貝なんですね。勉強になりました!

 

これ何イカの卵ですか?

あいにく今日の体験ダイビングは中止となりました。

昨日よりはいくらか風は弱まりましたがそれでも冷たい北風が吹き曇り空…。

上原便も欠航していますしキャンセルになっても仕方ありませんね。

懲りずにまたいらしてください。お待ちしております!!

さて、先日ガレめくりをしてたらこんなイカの卵が。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ハッチアウト寸前で卵の中では赤ちゃんが元気に泳いでる!!

分かりづらいと思いますが透けて見えてるのがイカの子です。

それにしてもコイツ何イカだろう?とゲストと話題になりました。

形はコブシメっぽいんですけどコブシメはサンゴの間に卵を産むのがほとんどで

ガレ下に産みつけるなんて聞いたことがない。

沖縄のアオリイカなんかはこういうところに産むのですが卵の形が細長く

今回のと似つかない…。

う~ん謎は深まるばかり。

わかる方がいたらぜひご一報を!