昨晩はゲストを連れてヤエヤマボタル観察。
最盛期はもちろん過ぎてるし、前夜の大雨もあったので
ダメ元で行ってみましたがナカナカの出現率。
なんとかGW終わりくらいまでは見れるかな。
この季節だけのおたのしみ「ヤエヤマボタル」。
自分は何度か行っていますが、今日は家族全員でホタル観賞しました。
田んぼの横を通って山に入って行きます。
「ホタル」を「ホテル」と聞き間違えた次男・・・「なんだここ、ほてるじゃないじゃん!」って。
早めに行ったので、少しずつホタルが現れるのを待ちました。
だんだん暗くなってだんだん光が出てきて・・・
マイコはかれこれ3年ぶりかも~と言っていて、かなり感動していました。
長男は前にみた記憶がないようで、「わぁ~すごい!」と見入っていました。
山奥の天然イルミネーション。
キイロスジボタルも飛びはじめました。
キイロスジボタルが出ると、もうヤエヤマボタルの終わりの季節です。
長男とは「3年生になったらまた来ような」と約束しました。
おかげさまで忙しくさせていただき
なかなか撮影しに行く機会がなかったのですが
なんとか時間作って行ってきました!
今シーズンはホタルの出現が遅れガイドの皆さんをヤキモキさせていましたが
無事3月終わり頃から出始め今がピークとなっております。
気温が下がったり強風が吹いたりしなければこの乱舞はしばらく続きそうですね。
薄暗いうちにセットできなかったのとレンズの選択を間違ってしまい
ホタルの写真としては失敗ですが雰囲気だけでも伝われば幸いです。
ヤエヤマホタルとは…
ヤエヤマホタルは陸棲でカタツムリを食べて成長する種類で、内地のゲンジボタルやヘイケボタルのように水辺に棲むことはなく山間部に棲んでいます。
幼虫時に水の中で過ごすホタルは、ヘイケボタル・ゲンジボタル・クメジマボタルなどのわずかの種で
世界的に見るとほとんどの種類が陸棲です。
八重山のホタルの中でもっとも幻想的なもので、西表島では3月中旬から4月下旬までの約1か月半ほどの間見ることができます。 体長は約2~4mm、日本最小のホタルで発光ダイオードのような白い光をチカチカと早い間隔で点滅を繰り返しながら飛翔していきます。飛びながら発光してるのはオスだけでメスは羽が退化し飛ぶことができません。その体の小ささから光るのは日没後約30分だけで、20時を過ぎるとほとんど真っ暗になります。
その飛び様は儚いですが幻想的で華麗です。
この時期に西表島に来島されるのでしたらぜひ見に行ってほしいですね!