西表島ダイビングStaffBlog

ヒメイカが卵を守る貴重な1枚。

 

もしかしたらGW中で1番熱い良い天気だったかもしれません。

そんな中、西表島でGWを過ごされた方たちはどんどん帰って行ってしまいます。

写真 (1)

一瞬活気づいてた島がまたいつもの日常に戻ります。

寂しいような…ホッとするような…複雑な気持ちですね。

 

さて、この前とらえた非常に貴重な生態シーンを1枚。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA 

「なんだヒメイカね。」と思うなかれ!サボテングサに産み付けた卵を守ってる写真です。

かく言う僕も「撮りやすいヒメイカ見っけ!」くらいでゲストとバシバシ撮影して

その時は気づかなかったのです。まったくはずかし~!!

その夜のログ付け中パソコンに映してはじめて「ん!?」「これ卵??」と気がつき…。

ウチにあったTBSブリタニカ出版のイカ・タコガイドブックによりますと

背中の腺組織部から出す粘液で海草くっつけるのだそうです。

ガイドブックにも積丹の美国で撮影された今回僕が撮影したのと

同じような写真が掲載されておりました。

寿命も約3ヶ月ほどと短命なヒメイカですがここ西表島でも繁殖し

立派に生きてることがわかりました。

 

こんな貴重なシーンに出会えたことに感謝!!