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海上保安庁合同訓練

例年行われている海上保安庁との

合同訓練の日でした。

昨年は仕事で参加できなかったので2年振りになります!

全国的に見ても海上保安庁と密に訓練できる民間団体は

少なく貴重な体験になります。

午前中は座学から。

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石垣島で起きた近年の事故を例にどうしたらよかったか考えます。

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「もし、事故が起きたら…」を想定し118番通報体験。

もし本当だったらパニックにならず現状をうまく伝えられるか?

自問自答しながら講義を受けます。

正確に早く情報を伝えることで助かる命があるかもしれない。

他人事ではありません。

 

午後からは海上訓練。

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石垣海上保安部から「やえづき」が来てくれました。

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昨年から竹富町ダイビング組合で導入している潜水後でも使える信号紅炎。

写真ではわかりづらいですが漂流しているダイバーが着火しています。

曇り空で暗いですが視認性抜群です。

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船上でも使ってみました。

 

お次はダウンウォッシュ体験。

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ヘリまで出してくれる海上保安庁に感謝!

訓練参加者が多い西表島だからこそここまでしてくれるんですよ。

ヘリが近づいて来たら先ほどの信号紅炎で位置を知らせます。

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ヘリまで吊り上げることはしませんでしたが

あの水しぶきの下にダイバーがいます。

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僕は何度もやったことがあるので初めての人優先で。

目の前は見えなくなるし息をするのも大変なんです!

 

盛りだくさんの訓練内容でホントありがとうございます。

「自分一人だった時にどうやって事故者を船上まで引き上げるか」

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いろいろなやり方があってどのパターンがいいか?

自分の船だったらどうするか?これはかなり勉強になります!

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ほかにお客さんがいたりして助けがあればいいのですが

このシチュエーションはウチではかなりあり得るので必死です!

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今回の訓練はダイビング組合主催ではありますが西表島の観光業者で

あれば自由に参加できます。例年徐々に浸透していまして今年は

カヤック業者も多数参加。

カヤックならではの救助テクニックもあるようです。

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最後に複数人で対象物を見つける捜索方法を。

今回はロープを使った円形捜索を習いました。

今回はシュノーケリング業者も多数参加でしたので

水面で行います。

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波とウネリがあり条件は悪かったですが皆さん

手応えがあったようです!

 

もちろん海上保安庁のお世話にならないようにするのが一番ですが

「もし事故が起こったら…」

迅速に対応できるよう日々の積み重ねです。

貴重なお時間をいただいた海保のみなさんありがとうございました!

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